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産後にVIOの色が変わった? ― ホルモンと摩擦、二つの理由

産後しばらくして、ふと「前とは違う」と気づく。デリケートゾーンの色の変化は、人に相談しづらいぶん、ひとりで抱え込まれやすい悩みです。まず知っておきたいのは、これが特別なことではないということ。多くの方がたどる、身体の変化のひとつです。

産後の色の変化には、性質の違う二つの理由が重なっています。妊娠中に起きていたホルモンの変化と、産後に増えた摩擦。分けて考えると、待つべきものと減らせるものが見えてきます。

理由①:妊娠中に起きていたホルモンの変化

妊娠中は、女性ホルモンの分泌が大きく変化します。この時期に色の変化が出やすいのは、デリケートゾーンだけではありません。乳輪、わきの下、おなかの正中線、首まわり。もともと色味を抱えやすい部位に、変化が表れやすいと言われています。

同じ背景で起きる乳輪の変化については乳輪の色とホルモンの関係で詳しく扱っています。体のどこでも共通する色味の仕組みそのものはメラニンケアとはをご覧ください。

理由②:産後は、摩擦の量そのものが増える

見落とされがちなのがこちらです。産後の数か月は、デリケートゾーンが受ける刺激が一時的に増えます。ホルモンの変化が落ち着いても、摩擦が続いていれば条件は変わりません。

時期増える刺激肌側で起きていること
産褥期悪露のための生理用品を長時間つける蒸れと拭き取りが繰り返される
産後数か月産褥ショーツ・骨盤ベルトの締めつけ縁が同じラインに当たり続ける
授乳期睡眠と入浴の時間が細切れになる洗う・保湿するタイミングが安定しない
全期間自分のケアが後回しになる乾いたまま過ごす時間が長くなる
産後に増える刺激と、その中身

どれも、頑張りが足りないから起きていることではありません。赤ちゃんを優先すれば自然にそうなります。ただ、肌の側から見れば「刺激が増え、手当てが減った期間」であることは確かです。

いつまで続く? 戻り方の考え方

ホルモンの変化による色味は、産後から授乳を終えた頃にかけて、時間とともに落ち着いていくことが多いとされています。ただし期間には大きな個人差があり、何か月で元どおりといった目安を示せるものではありません。

POINT

「待つ部分」と「減らす部分」を分ける

ホルモンの変化は、こちらでコントロールできる部分ではありません。焦って強いケアを重ねても、肌の負担が増えるだけです。一方で、生理用品の当たり方、下着の締めつけ、洗いすぎ、乾いたまま過ごす時間は、今日から減らせます。産後のケアは、待つ部分には手を出さず、減らせる部分だけを静かに外していくのが現実的です。

育児のなかで続けられる、最小限のケア

産後にできることは、多くありません。だからこそ、効果の分からないことを増やすより、負担を減らすことに寄せます。下の項目のうち、ひとつでも当てはまれば、そこが手のつけどころです。

産後の負担チェック ― 当てはまるものから、ひとつずつ

  • サイズの合わない産褥ショーツや骨盤ベルトを、痛みを我慢して使っている
  • 生理用品を替える間隔が空きがちになっている
  • 気になるからと、洗う回数を増やしている
  • 拭くときに往復させてしまう
  • 入浴後、デリケートゾーンには何も塗っていない
  • 赤みやかゆみがあるのに、様子を見るだけになっている
  • 替える ─ こまめに替えるほうが、強く洗うより負担が減ります
  • ゆるめる ─ 締めつけの強い下着は、跡が残らないサイズへ。夜だけでも変えると違います
  • 押さえる ─ 拭くときは往復させず、押さえるように
  • 1回だけ塗る ─ 入浴後の1回で十分です。塗る手順は[デリケートゾーン保湿の正しい手順](/column/delicate-hoshitsu-tejun)にまとめています

かゆみ・痛み・においの変化・出血が続く場合や、産後の経過そのものに不安があるときは、ケアより先に産婦人科へ。産後健診の場で相談してかまいません。言いにくい内容ほど、受診の場のほうが短時間で片づきます。

自分のケアを、後回しにしないために

産後の色の変化は、時間の経過と摩擦の見直しで落ち着いていく方も多い一方、気になり続ける方もいます。そのときは、蓄積した色味に向き合うサロンのメラニンケアという選択肢があります。momotoneのVIOケアは皮膚が薄い部位に合わせた低刺激設計で、1回あたりの施術は短く組み立てられています。妊娠中・授乳中は施術を受けられる時期や内容が異なるため、まずはサロンに現在の状況を伝えてご相談ください。施術の流れはVIO・デリケートゾーンのケアをご覧ください。※結果には個人差があります。

この記事のまとめ

  • 産後の色の変化は珍しいことではなく、ホルモンと摩擦の二つが重なっている
  • ホルモンによる変化は時間とともに落ち着くことが多いが、期間の個人差は大きい
  • 産褥期から授乳期は、生理用品・締めつけ・洗いすぎで刺激が一時的に増える
  • 待つ部分には手を出さず、減らせる摩擦だけを外していく
  • かゆみ・痛み・出血が続くときや不安があるときは、産婦人科への相談を先に
監修 田井美優(みう先生)
SUPERVISED監修momotone運営統括責任者 田井美優みう先生のInstagram(@miu_lipcare)
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