リップエステとは?受けられる場所と、サロンのリップケアでできること
顔のエステ、頭皮のケア、まつげのメニュー。体のあらゆるパーツに専門のケアがあるなかで、唇だけが長いあいだ「リップクリームを塗る」で止まっていました。その唇に向けた施術が、ここ数年「リップエステ」という呼び方で広がっています。
ただ、この言葉には決まった定義がありません。お店によって中身がかなり違います。この記事では、どこで受けられるのか、どんな種類があるのか、そして選ぶときに何を確かめればいいのかを、中立に整理します。
リップエステとは、唇そのものを対象にした施術の総称
リップエステは、特定の技術や資格の名前ではありません。唇を対象にしたサロンや医院のメニューを、まとめてそう呼んでいるだけの総称です。だから「リップエステを受けたい」と思っても、お店ごとに出てくるものが違います。まず、この前提を知っておくと迷いません。
どこで受けられるのか
現在、リップエステを扱っているのは主に次の3種類のお店です。意外に思われるかもしれませんが、この市場は歯科の側から広がりました。
- 歯科医院 ─ 美容診療の一環として扱っているところがあります。口もとを日常的に見ている専門家という強みがあります
- デンタルサロン ─ セルフホワイトニングのお店です。歯のメニューの隣に唇のケアを置く形が増えています
- エステサロン ─ フェイシャルやボディのメニューに加える形。唇だけを目的に行くというより、他のケアとあわせて受ける方が多い場所です
歯とその周りを整えるという発想から始まったため、「口もとの印象」を扱う流れのなかに唇が組み込まれてきました。エステサロン側での広がりは、これからという段階です。
目的で2つのタイプに分かれる
ここが最も大事なところです。リップエステと呼ばれていても、狙っているものが違います。大きく2つに分かれると考えてください。
| うるおい・ハリを目的とするタイプ | 色に向き合うタイプ | |
|---|---|---|
| 主な狙い | 乾燥・縦じわ・ふっくらした見え方 | くすみ・黒ずみといった色味 |
| よくある内容 | 角質ケア・パック・マッサージ・保湿の導入 | 角質ケア・専用の処方・LEDなどを組み合わせた設計 |
| 向いている人 | 乾燥や縦じわが気になる方 | 口紅で隠すことに疲れた方 |
| 現在の主流 | こちらが大半 | 扱うお店はまだ少ない |
現在広がっているリップエステの多くは、前者のうるおい・ハリを目的としたタイプです。乾燥や縦じわに向き合うメニューとして設計されています。一方で、唇の色そのものに向き合う設計のメニューは、まだ扱っているお店が限られます。自分の悩みがどちらなのかを先に決めてから探すと、遠回りしません。
POINT
唇に専用の設計が必要な理由
唇の角質層は約3〜5層。通常の皮膚(約10〜20層)の半分以下しかありません。さらに皮脂腺も汗腺もほとんどなく、自分でうるおいの膜をつくれません。顔やボディ向けの内容をそのまま唇に持ち込むと刺激になります。唇のメニューが顔と別に存在するのは、この構造の違いがあるからです。
一般的な流れと、所要時間の目安
お店によって差はありますが、多くは次のような順番で進みます。所要時間は20分から30分ほど、フェイシャルや歯のメニューと組み合わせて受けられる設計になっていることが多いです。
- ① カウンセリング ─ 気になっている範囲と、その背景を確認する
- ② クレンジング ─ 唇のメイクや汚れをやさしく落とす
- ③ 角質ケア ─ 古い角質をやわらげる。唇は薄いので、顔よりずっと穏やかに行う
- ④ 有効成分の導入 ─ そのお店が使う専用の処方をなじませる
- ⑤ 仕上げ・ホームケアの案内 ─ 次に来るまでの過ごし方を含めて設計されているかがポイント
選ぶときに確かめたい4つのこと
予約の前に、これだけ確認してください
- そのメニューの目的は「うるおい」か「色」か。自分の悩みと合っているか
- 唇専用の処方を使っているか。顔やボディ用の流用ではないか
- ホームケアまで案内があるか。サロンだけで完結する説明になっていないか
- 「1回で消える」のような断定をしていないか
4つめは特に大切です。肌の色味は、生まれ変わりの周期を重ねながら少しずつ変化していくものです。1回で劇的に変わると断言するお店は、説明のどこかに無理があります。誠実なお店ほど、回数と期間の見通しを先に伝えてくれます。サロン選びの基準はメラニンケアのサロンの選び方にも詳しくまとめています。
momotoneが提供しているもの
momotoneのリップケアプログラムは、上の表でいう「色に向き合うタイプ」にあたります。唇の薄い角質層に合わせた専用ジェルを使う約20分の施術で、角質ケア・補水・専用ジェル・LED・ホームケアまでを一連で設計した、サロン専売のメラニンケアです。口紅で隠すのではなく、素の唇を育てるという考え方に立っています。仕組みはメラニンケアとはに、施術の内容やよくある質問は唇のくすみ・ふちの黒ずみケアにまとめています。※結果には個人差があります。
この記事のまとめ
- リップエステは決まった定義のない総称。お店ごとに中身が違う
- 受けられるのは歯科医院・デンタルサロン・エステサロンの3種類
- 目的は「うるおい・ハリ」と「色」の2タイプ。前者が現在の主流
- 唇は角質層が薄く皮脂腺もない。顔用の流用ではなく専用設計かを確認する
- 「1回で消える」と断定するお店は避ける。回数と期間を先に説明してくれるお店を選ぶ


